手でつくる。メンズゴールドネックレス、ペア18Kアクセサリーのお店 シラキハルフミ は、現在準備中です。
2000年4月中旬
「はじめての彫金」という教本片手に、独学でオーバーレイ技法による銀細工を始める
もちろん彫金机を買うお金はなく、銅板を使った最初の基礎練習はこたつの天板で
さすがにラチがあかないので間もなくダイニングテーブルを改造し約4年間彫金机として活躍する
2000年10月7日~8日
引きこもり、作りためた100点近くの作品を抱えてクリエーター系イベントに初出店
初めて一般の人の目に触れる
2000年12月
東京へ飛び込み営業1泊2日
中目黒のお店での取り扱いが決まり、結果は残してきた
そこの店長さんにリューター(研磨機)の購入を勧められ使って驚く
「一瞬でピカピカになるんだ~」
(それまでの全作品は紙やすりを何種類も使い、手磨き・手仕上げで行っていた。)
2001年~
ライブマーケット、クリエーターズマーケット、 デザインフェスタなどイベント出店を定期的に行いながら名古屋市内での取扱店を増やす
2002年3月
クリエーターイベントでナンパされ岐阜のアクセサリー店へ勤務、後に店長を勤める
2003年12月
スタンプワーク技法によるSelene(セレーネ)のサンプル制作開始
2004年4月
Selene(セレーネ)正式発売
2004年8月末日
岐阜のお店をオーナーの意向により閉店
退職記念にお店の備品だった彫金机をゲット
そして第1子誕生後1ヵ月にして無職という現実
しかし彫金に関わって生きていくことへの確固たる自信と先天的ともいえる楽天家気質で 決して落ちることはなく
2004年末 自転車で実地調査のもと店舗を探し始める
2005年2月
数か月探すも ビビっとくる物件との出会いがなく疲れる
気分転換に1泊2日の奈良旅行から戻ると 一筋の光が
2005年2月下旬
極寒の中、店舗改装着工
手作りでのお店作りはおよそ3ヶ月という長期に
2005年5月5日
気が付くと季節は変わって春になっていた
自店舗「The Silver Lining(シルバー・ライニング)」開店
改装が遅れたためこの日にオープンとなったが「子供の日」という僕にとってふさわしい日になったと思う
店内に並ぶアクセサリーの数々は ひとつひとつが手塩にかけて育てた僕の子供同然だから
2000年のデビュー戦から 4年と7ヶ月後のすっきりと晴れ渡る春の日でした
のち2010年8月吉日
シルバー・ライニング10周年を機に名古屋の芸どころ、大須演芸場近くに「アトリエT.S.L.」としてリニューアル移転